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| 私達は国立精神・神経センター精神保健研究所長の白川修一郎先生と共同でテアニンの睡眠改善効果について検証してみました。試験は三重県に居住する12人の健常男性と東京圏に居住する10人の健常男性という二箇所の方々に協力して頂きました。まず、試験をはじめる前に3日間規則正しい生活をしてもらいました。試験開始の日曜日から金曜日の6日間テアニンを50mg含んだ錠剤4粒テアニンとして200mg(またはテアニンを含んでいない錠剤:偽薬とかプラセボと呼びます)を床に入る約一時間前に毎日飲んで頂きました。土曜日に一日休みをおいて、次の日曜日から金曜日の6日間には前の週にテアニンを飲んでいた人はプラセボの錠剤をまたプラセボを飲んでいた人はテアニンの錠剤を同様に飲んで頂きました。もちろん、協力して頂いている方には、テアニンを含んでいるかいないかは知らせていません。 |
試験に協力して頂いている方には毎日アンケートを記載して頂いています。目覚めてすぐに起きたときの睡眠状況を、また寝る前にその日の生活に関して記録してもらっています。また、東京圏の人にはアンケートに加え体の動きに測定するActigraphy
(図1)をつけてしてもらい、昼夜の活動量を連続的に記録させていただきました。 |
| 図1.Actigraphy |
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アンケート
は16質問項目より構成され4肢選択方式となっています。(図2)16の質問項目は5つの因子に分類されており、第1因子は「起床時の眠気」、第2因子は「入眠と睡眠維持」、第3因子は「夢み」、第4因子は「疲労回復」、第5因子は「睡眠時間延長感」と名付けられており、それぞれ得点の高いと睡眠が良好であると判断されます。
試験結果を解析したところ、テアニンを飲んだことにより睡眠の質を示す第2因子の「入眠と睡眠維持」、悪夢や頻回な夢みによる睡眠の妨害を示す第3因子の「夢み」から、ぐっすり眠っていて夢みが少なくなったということでした(図3)。更に、第4因子の「疲労回復」から起床時のリフレッシュ感が良好であること、また第5因子の「睡眠時間延長感」からより長く眠っていたと感じることが分かりました(図4)。
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| 図2.OSA睡眠調査表 |
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| 図3.入眠と睡眠維持 夢み |
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| 図4.疲労回復 睡眠時間延長感 |
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| 睡眠中に途中で目覚めてしまったり、眠りが浅く寝返りを良く打ったりする中途覚醒時間を測定しました。中途覚醒時間はテアニン服用により減少しており、睡眠の持続・安定性が改善していることがわかりました(図5)。 |
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眠れない時にはアルコールを飲めばすぐ眠れると思っている人も多いでしょうが、アルコールはかえって睡眠を浅くして睡眠の質を悪くすることが知られています。
また、睡眠薬はまだ恐ろしいというイメージを思っている人も多いですし、確かに副作用もあります。テアニンは耐性や依存性もなく、飲むことを止めたときに眠れなくなる反跳性不眠ありません。
テアニンはお茶に含まれるL-テアニンであり、私たちが身近に飲んでいるものです。しかし、お茶にはカフェインが含まれており、カフェインは興奮作用があり睡眠を妨げます。このことから、L-テアニンを手軽に摂れる錠剤のテアニン粒(タブレット)がお勧めでしょう。あなたも、テアニン粒(タブレット)を飲んで心地よい眠りへ誘われませんか? |
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1.actigraph,
A.M.I.社製
2.OSA睡眠調査票MA版(山本由華吏,田中秀樹,高瀬美紀,山崎勝男,阿住一雄,白川修一郎:中高年・高齢者を対象としたOSA睡眠調査票(MA版)の開発と標準化.脳と精神の医学
10: 401-409, 1999) |
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